IPLのお話 ②美容レーザー(フォトフェイシャル®)編です。
フォトフェイシャル?
ルミナス社の医療機器を使用して、後述するIPL(Intense Pulsed Light)という特殊な光を用いて行う美顔治療のことを指します。
シミ、そばかす、赤ら顔、張りの低下などといった皮膚トラブルを改善します。肌へのダメージが少なく、すぐにメイクができる手軽さから、美容施術の導入として昨今とても人気が出てきています。
M22は厚生労働省の承認を受けた機械であり(医療機器となるため病院・クリニックにしか置いていません。)、医療分野での歴史が長いルミナス社の製品であることも院長が信頼を寄せている要因です。
IPLってレーザー?
IPLとレーザーは特徴が異なる光です。
レーザーは単一波長の光波を位相を揃えて直進させることで干渉、増幅していますが、
IPLでは複数の波長の光が拡散し、互いに干渉、増幅しにくいため、皮膚の広い層で効果を発揮し、かつ、過剰な反応が起こりにくいのが特徴です。
IPLで治療
波長を変え、反応の深さを調節でき(光の波長が大きいと深く届きます。)
大きく分けて2つの作用で治療を行います。
① 短い波長
皮膚の浅い層(表皮)への効果が表れます。
皮膚のトラブルの原因となる、細胞内のメラニン色素やヘモグロビンなどの色素に反応しダメージを与え、細胞のターンオーバーを促すことで、シミ・ソバカス、赤み等の皮膚トラブルの治療が可能です。
② 長い波長
さらに深い層、(基底膜~真皮)に作用します。
さらに深い層、(基底膜~真皮)に作用します。
線維芽細胞(コラーゲンを産生する細胞)を活性化し、コラーゲンの産生が増え肌のハリを改善させます。
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にで眼科では
さて、にで眼科ではルミナス社のM22を導入しております。
2022年9月からシミ、そばかす、肝斑、赤みを中心に治療を開始しています。
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にでがんの女性スタッフは希望で、結局全員、顔全体の照射をしています。痛みは無く、直後に反応による軽い発赤や火照りがある程度です。現在も副作用はなく、院長から見ても、お顔のシミは確かに目立たなくなっていますし、個人的には、deep heatingによる肌つやの改善に非常に驚いています。
濃いシミには追加であと2回くらい、
肝斑は通常の照射では光の刺激で悪化する可能性がありますので、パワーを少し抑えた特殊な照射と抗炎症薬の内服を併用しながらフォロー予定です。
料金について(2022/10/24更新)
a. シミ、そばかす
顔全体の照射 15000円
b. しわ、肌の張り低下
肌状態の改善(deep heating) + 顔全体の照射 18,000円
c. 濃いシミの箇所への追加
spot照射 +2,000円~応相談
また、肝斑は内服との併用が効果が高く一般的ですが、
当院で治療された方で内服薬処方を希望される方は、
(アスコルビン酸+トラネキサム酸) 2週間分・1ケ月分を別途、、、控えめの価格で提供しています。